幸せの青い鳥

幸せの青い鳥を探しませんか♪

完全無罪

完全無罪 大門剛明著
IMG_9725_convert_20190815195221.jpg

事務所の後輩から貸してもらった本です。
とても面白いから読んでみてと。
東野圭吾の”沈黙のパレード”よりもよかったとのこと。
別にベストセラーでもなく有名な方でもなく(って失礼ですが)ふう~んと言って読みました。

お、面白い!
どんどん引き込まれていきました。

最後まで犯人は誰?本当はどうなの?
と思いながら読みました。

よかったです。

裁判のこと検事の対応、弁護士の思い。
いろんなことを考えました。

でも実際にここまでやる弁護士さんや刑事さん、検事さんはいるのかしら・・・と思ったのも事実です。
考えさせられる本でした。

行方

行方 春口裕子著
_convert_20190730204441.jpg

こちらも本屋さんで見つけた本
少しネタバレになるのですが・・・
八日目の蝉と同じ感じ。

でも描写が細かくて、とても良かった。
最後は泣けて泣けて・・・。

子を思う家族の絆、兄弟愛、もし自分なら…と思ってしまった。

現実に誘拐事件は今までにもよくあった。
本当に子供が欲しくて連れて帰ってしまう。
それが良いとは言わないけれど、殺したりするよりかはずっといい。
それでもその時の子供の気持ちを考えてほしい。
犬や猫だっていきなり連れて帰ったら精神的にまいってしまう。

もしあの時こうしていたら・・・・。
もしあの時こうだったら・・・・。

そんな風に思いながら読んだ本。
初めての春口さんのほんだったけど、他のも読みたくなってしまった。

最高に良かった

友だち幻想

友だち幻想 菅野仁著
9784480687807.jpg

10年くらい前の新書。
本屋さんで見つけて読んでみました。

目からウロコかな。
子供の頃いじめられていた娘に書かれていたことを伝えてみた。
だって、いつも娘が言っていたこととおなじだから。。。

小学校で「みんな仲良くしましょう。友達は100人作りましょう」なんて指導する。
出来ない自分はダメな人間?
どうしてもあの人を好きになれないのはだめな人間?
と悩む子が増える。

で、実生活に出てみて気が付く。
人間、みんないい人ばかりじゃない、いろんな人が居る。
その中で上手に距離を作って関わっていくことが大切なのだと知る。

どうして社会に出る前にそういうことを教えてくれないのか。
学校で苦しむ子が多いというのに・・・。

心理学のほうに進んだ娘は自分で自分の立ち位置が見つかったのか
かろうじて今は元気でいる。
人間関係が辛くてしんどい人が読むのにはもってこいかもしれない。

みんな仲良くなんてありえない・・・。

そう豪語する娘の主張がまっとうかもと思えた本。

おすすめです。

片思い

片思い 東野圭吾著
67D6CEDE-B4AB-42BA-890A-8A444BAF534F_convert_20190714202440.jpeg

やはり一押しで東野圭吾です。
この本はずいぶん前に読みましたが、書店に並んでいるのを見てもう一度読みました。

性同一性障害の美月と出会った哲郎目線で書かれています。

「人を殺した」元女子マネジャー・日浦美月はそう告白した。
帝都大学アメリカンフットボール部だった西脇哲朗は、早田幸弘らと開いた同窓会の帰り、美月と遭遇。
美月は、殺人の告白に続けて、自分が性同一性障害で、今は男として生きていると打ち明ける。

東野圭吾氏の本は『天空の蜂』の時にも思ったのですが、何年経っていてもその話が古くない。
まるで将来その内容が取り上げられることがわかっているように今の旬な内容になっていると感じられるのです。
性同一性障害の人の辛さが少しは理解できたような気がしたrもしました。
男と女のちょうど中間点にいるという。男でも女でもない。
微妙なことだなと思いながら読んでました。

本当にどんどん惹き込まれていくのです。

最高に面白かったです。

ながれ星

ながれ星 佐々木丸美著
_convert_20190714201447.jpg

『雪の断章』がとても良かったので読んでみました。
無人島に取り残されて1年間を過ごさないといけなくなった高校生たちのお話。
読書メーターでみんなの感想も見てみましたが、私も同じような感想かな。

やはり『孤児シリーズ』が面白いのかもしれません。
次はそれを読んでみたいです。

この感想はまあまあってとこでした。

黙過

黙過 下村敦史著
51XMFKds7DL__SX336_BO1,204,203,200__convert_20190515124716

事務所の後輩に借りました。
とても面白いよと言って借りたのですが、半信半疑でしたがとっても良かったです。
4つの物語があり、初めは「ふう~ん」と思って読んでいたのですが・・・。

おお!

動物好きの私は途中読めなくなり、飛ばしてしまったのですが
どうしても読まないと次に進まないことがわかり読むことに。

そうか・・・そういうことか・・・。

アマゾンさんの紹介文
“移植手術"は誰かの死によって人を生かすのが本質だ――新米医師の葛藤からはじまる「優先順位」。
生きる権利と、死ぬ権利――“安楽死"を願う父を前に逡巡する息子を描いた「詐病」。
過激な動物愛護団体がつきつけたある命題――「命の天秤」など、
“生命"の現場を舞台にしたミステリー。

優先順位——意識不明の患者が病室から消えた! ?
詐病——なぜ父はパーキンソン病を演じているのか
命の天秤——母豚の胎内から全ての子豚が消えた謎
不正疑惑——真面目な学術調査官が犯した罪
究極の選択——この手術は希望か、それとも絶望か――

あなたは必ず4回騙される――『闇に香る嘘』を超える驚愕!


とても考えさせられる内容でした。
読んでよかったです

未来

未来 湊かなえ著
IMG_8961_convert_20190402205115.jpg

湊かなえさんの本は本当にどれもこれも話題作で人気になっている。
ゴーストライターが居るのかと思うほどすべてが面白い。
でも心が重くなる本かなぁ・・・。

SFかと思わせて実は違った。
それも面白いし、それぞれのエピソードでわかっていく関係もどんどん惹かれていく。
章子のママがどういう人なのか最後のほうでやっとわかった。
せめてそれは救いかな。

こういう家庭は世の中にもあるかもしれない。
亜里沙ちゃんの家庭も酷いなと読むことを止めたくなる場面もあった。
でもこの二人には幸せになって欲しい。

章子のパパがこの人だったのかと、前に戻って読んだりと
重いけれど引き込まれてしまった本だった。

何よりもこの表紙が素敵かも

下町ロケット ゴースト・ヤタガラス

下町ロケット ゴースト
ゴースト_convert_20190324205844

下町ロケット ヤタガラス
ヤタガラス_convert_20190324205914

池井戸潤さんの下町ロケットシリーズ3作目と4作目です。
今回は農業で使う機械のお話。
いつものように清廉潔白の会社の社長とそれを取り巻く会社とのストーリー。

毎回同じなのですが、やはり私は池井戸さんが好きなので面白く感じます。
こんな会社ばかりだと信じたいってところもあります。

忙しくてドラマのほうはまだ見れていないのですが
原作本は両方とも良かったと思います。

しかし、「財前」という名前が出る都度、頭に浮かぶのは「吉川晃司」
初めてこのシリーズで見た時に、あの髪の毛の色に驚いたものですが
今ではすっかりグレーヘアーが似合ってる

GWにはドラマも見たいものです。

スマホを落としただけなのに

スマホを落としただけなのに 志駕晃著
110EA19A-B39B-45C6-AA2D-DF2DC72AD3D4_convert_20190225214013.jpeg

麻美の彼氏の富田がスマホを落としたことが、すべての始まりだった。
拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。
麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。
セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる狂気へと変わっていく。
いっぽう、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され……。


映画をやっている時に観に行きたいなと思っていたのですが
行けなかったので原作を読んでみました。

怖かったです・・・

本ではハッカーとクラッカーの違いも書いてありました。
一般的に使っているハッカーと言うのはクラッカーのことだそうです。
ハッカーとはコンピューター技術にたけており、その技術を善意的に利用する人のことで、 悪意をもって他人のコンピュータのデータやプログラムを盗み見たり、改ざん・破壊などを行なう者をクラッカーと言います。

フェイスブックはやらないのですが、こういうのを読むとやっぱり怖いのでやらなくて正解だと思ったりしました。
簡単にスマホやパソコンを使っていますが、情報は駄々洩れかもしれません。

NECに勤めている友人は絶対にLINEをしないと言っていました。
セキュリティがしっかりしていないの無防備でいると本当に怖いものです。

このシリーズの続きがあるようなのでまた機会があれば読みたいと思います。
どこにでもあるちょっとしたことの怖さを感じた本でした。


ペインレス

ペインレス 天童荒太著
IMG_8530_convert_20190126222445.jpg

IMG_8563_convert_20190126222413.jpg


天童荒太さんは好きな作家さんなのでいろんな本を読んでいますが
この本はちょっとイマイチな気がした。
性描写がしつこいほど多くて、なぜここまで書かないといけないのかと思いながら読んでいた。

ネットで他の人たちはどう思っているのかと調べてみたら
やっぱり同じように思っている人が多くて安心した。

心の痛みを感じない女医万浬が主人公。
そして体の痛みを感じない男性と知り合う。
最後はなんで???と思わざるを得なかった。
普通の小説のように終わるのかと思っていたけれど
やっぱりそこは違ったな。

天童荒太さんはいろんな小説を書いているけれど
精神的なものがとても多い。
とある人が感想で、どんな生い立ちだったんだろうと書かれていた。
そう思うほどここまで突き詰められるのかと思うことがある。

すごい作家だと思う。

でもこの本はもう良いかな。
と思った。

母性

母性 湊かなえ著
IMG_8528_convert_20190114204526.jpg

予約していた次の本が届いたので二日で読んだ。

湊さんの本は本当にいろんな工夫がしてあって面白い。
でも、話の展開っていうのか内容がいつも今一歩だと思ってしまう。

今回の親子の話は面白かったのに、最後までドキドキして読んでいたのに
急展開で最後はハッピーエンドで終わる。
母親の、子供はこうあるべきという性格が理解できない私は違和感を覚えていた。
でもその説明もない。

ただ、母に愛されたかった娘がいて、最後には手を握って名前を読んでくれたからこれで満足!
ってのはもやもや感たっぷり。
なんだかよくわからない・・・。

本てのはやっぱり最後だと思う。
終わり方で心に残るか残らないかが決まる気がする。
でも、内容があまりにもちゃちだったら、それも物足りないかなとも思う。

これって合うか合わないかなのかな・・・。

とにかく、母親の手記と娘の回想がそれぞれ違っていて
こういうことなんだと思わずにいられない。

ある意味
とても怖い話だったのかも・・・。

ロンリネス

ロンリネス 桐野夏生著
IMG_8529_convert_20190114202316.jpg

図書館の順番待ちして読んだ本。
結局同じ幼稚園に通っている父兄の間でのW不倫の物語。

W不倫し子供が出来、お互い離婚しその人と生きていくことにしたママ友を客観的に見ていたけれどある日自分も恋に落ちる。
同じマンションの幼稚園に通う子供の父親。
どうなるのかとハラハラしていたけれど、やっぱりなあんだそうなのかとガッカリした。

これを良いと思う人もいるんだろうけれど・・・。

有紗は勝手な母親だと私は思う。
幼稚園児を遅くまで一人にして好きな人と会う。
考えられない。

ネタばれするのですが
洋子は不倫相手との間に子供が出来、お互い離婚し子供と別れて違うところに引っ越して3人で生きていくことを選ぶ。
有紗は不倫相手とずっと付き合っていくために、お互いの家族と生きていくことを選び、月に数回だけ会って、いつか子供が大きくなって配偶者がいなくなったら一緒になることを選ぶ。

どちらが正しいのかはわからない。

でも洋子のほうが周りを破壊してしまうけれど正しい気がする。
不倫をするってことは子供と離れることも覚悟の上で
仕事やすべてを無くすことも覚悟のうえでなけれればただの浮気になってしまうと思う。

有紗はお互い何も失わない。
子供や配偶者を傷つけないためとは言うけれど、隠れて裏切っているなんて私が配偶者なら許せないかな。
自分らは良いよね。
でもその配偶者にだって人生はある。
幸せになる権利もあるのに、裏切られているとも知らないでずっと一緒にいるなんて私は嫌だ。

どんなことになろうと、それほど好きな人が出来たのなら別れるべきだと思う。
それが出来ないなら不倫はすべきじゃない。
お互い自分の恋愛のことしか考えてなくて自分勝手な物語だと私は思った。

最近桐野さんの本が合わなくなってきている。
数年前はとても面白いと思ったんだけれど。。。

聖母

聖母 秋吉理香子著
9A92A2E8-7614-466F-9236-41C00FE7E701_convert_20181226222833.jpeg

図書館で予約していたのですが、偶然事務所の人が貸してくれました。
300人待ちだったのでラッキーでした。

どんな話なのかとネットであらすじを読みました。
読書メーターではネタばれしているのもあり、最後が驚いた!とあったのでドキドキしながら読みました。
母とはこういうものだと書いている人もありました。

不妊治療をしてやっと授かった娘。
その子を命に代えてもと大切に育てる母。
ある日小さな男の子が殺される。
初めのうちから犯人はわかるのですが・・・・。

そうだったのか・・・。

と最後で気づき、読み直しました。
なるほど、確かに確かに・・・と。

母として自分ならどうだろうと思わずにはいられない。。。

一応サスペンスのようなのですが、殺し方に少し問題ありかなってことも思うのですが
話の展開がとても良かったので満足感アリ!
読みやすくてすぐに読めました。

読んでよかった本でした。

引き出しの中のラブレター

引き出しの中のラブレター 新堂冬樹著
ひ_convert_20181216202212

白新堂バージョン。
読みたかったわけではないけれど、図書館でふと目に入った。
わすれ雪のような感じかな。

知らなかったのですが以前映画になっていたとのこと。
感想はまあまあ良かったと思うのですが、私の年代のモノが読む本じゃない気がします。
もっと若い年齢の人が読むのには良いのかな。

ネタばれ
ラジオパーソナリティの久保田真生、
投稿された手紙を読むことでいろんな人とも出会う。
幼いころに亡くなった母も同じ仕事をしていたと聞き、疎遠なまま死に別れた父からの手紙を読み涙する。

他の人たちとの人生も良かったけれど
なんだかみんな繋がるんだと思うとちょっと違和感を感じました。
ありえないでしょ。

でも泣けたな・・・・。

まだ一度も黒新堂を読んでないのでわからないのですが
白新堂は青春って感じがします。

ただ、書いてあった言葉には感動。
心の中にしまっている気持ちは出さないと相手には届かない。
本当にそのとおり・・・。

魔力の胎動

魔力の胎動 東野圭吾著
2399E8D7-AEFD-4C02-A833-1D5C65CCF100_convert_20181209191345.jpeg

鍼灸師のナユタと羽原円華とが主人公で、関わる人がそれぞれ違っているという一つ一つが別物語になっている。
最終章が???って感じかな。
これは”ラプラスの魔女”へと続く序奏って感じ。
”ラプラスの魔女”を読んだのはずいぶん前なのですっかり忘れている。

映画も見なかったしもう一度読んでみようと思った。

感想は・・・・うーーーーん。
普通かな。

東野圭吾が好きだけど、今回は普通という感じでした。
残念。

思い出が消えないうちに

思い出が消えないうちに 山口俊和著
923AEC27-CEC0-467F-8F70-9A48095B2168_convert_20181209191316.jpeg


”コーヒーが冷めないうちに”
”この嘘がばれないうちに”
に続く第3作目。

今回は北海道に移っているし設定は2030年。
でも流れは同じ。

ワンパターン化してきたかなと思う気持ちもあり、少し醒めて読んでいたけれど
最後で、「あ、そうなのか・・・」と心に感動が。

人の死自体が人の不幸になってはいけない。人は幸せになるために来たのだから。
そうだよね、人間はみんな死ぬ。
死ぬことが不幸なら、人間は不幸になるために生まれてくることになる。
そうであってはいけない。

本当にそのとおりだわ。
過去に戻っても結果は変わらない。
死んでしまった人は生き返らない。
でも気持ちが変わるとこんなにも変わるのかと毎回思う。

やっぱり素敵な小説。
今回は少し分厚いなという印象でした。

この3冊をコレクションしようかと思ってしまった。

検察側の罪人

検察側の罪人 雫井 脩介 著
2.jpg 3.jpg

初めは本を読んだのですが
あまりの暗さに唖然としました。
その時に映画もやっているとのことで、さっそく観に行きました。

無題

最上検事はキムタクで、沖野検事はニノ(二宮和也)
映画を観て、そうかこういう風に描くのかと妙に納得はしたのですが
原作と映画が違うのはいつものことで、ネタバレしますが・・・・
松倉は映画では殺されたけれど、原作本では釈放されて世の中に出る。
かつて女子中学生を殺し、逃げ回って時効を迎えた松倉が世の中に出て
それを別件で死刑にしようとした検事である最上が塀の中に入る。

原作本で最後に「最上さんは最後まで検事だった」l気づく沖野。
幼気な少女をつけ回し殺害し、時効を向かえて裁けなかった松倉を別件で裁き
かといって本事件の容疑者を野放しに出来ないからと、自らの手で死をもって罰してしまう。

「自分は何をしてきたのか・・・」と最後に叫ぶ沖野。
読んだ後のほうがじわじわと現実味を帯びてきて
すごい本だと思ってしまった。

読んでいる時はなぜか、最上検事よ捕まるな!と思って読んでました。

確かに人が人を殺す権利はないけれど、かつて可愛がっていた子が殺されて
その子が生きられなかった時間を生きているわが娘を見る都度、その子を思い出す。
そしてその時の犯人が目の前に居たら・・・・
重いお話でした。

映画よりも原作が良い。
本当に今回も思いました。

機会が有ればもう一度読んでみたい本でした。

妻に捧げた1778話

妻に捧げた1778話 眉村 卓著
610069_l.jpg

余命は一年、そう宣告された妻のために、小説家である夫は、とても不可能と思われる約束をした。しかし、夫はその言葉通り、毎日一篇のお話を書き続けた。
五年間頑張った妻が亡くなった日の最後の原稿、最後の行に夫は書いた──「また一緒に暮らしましょう」。
妻のために書かれた1778篇から19篇を選び、妻の闘病生活と夫婦の長かった結婚生活を振り返るエッセイを合わせたちょっと変わった愛妻物語。


この解説通りの内容なんですが
初めて手に取ったときには、いつもの小説だと思っていました。
読んでみてびっくり。
眉村さんと奥さんのお話なんですね。
癌と分かってからの苦悩、そしてそれが日常だと思い毎日を送る中での最期の時。

最後の1778話では
また一緒に暮らしましょうと終わる。
とても素敵な夫婦だと思います。

理想的だなぁ・・・。

人間いつかは死ぬのだからこんな風に愛されてみたい・・・。

風神の手

風人の手 道尾秀夫著
CE673CE2-98CC-4283-B2B0-F41A0196A25E_convert_20180805192702.jpeg


彼/彼女らの人生は重なり、つながる。
隠された“因果律(めぐりあわせ)”の鍵を握るのは、一体誰なのか──

遺影専門の写真館「鏡影館」がある街を舞台にした、朝日新聞連載の「口笛鳥」を含む長編小説。
読み進めるごとに出来事の〈意味〉が反転しながらつながっていき、数十年の歳月が流れていく──。
道尾秀介にしか描けない世界観の傑作ミステリー。/朝日新聞出版

ささいな嘘が、女子高校生と若き漁師の運命を変える――心中花
まめ&でっかち、小学5年生の2人が遭遇した“事件”――口笛鳥
死を前にして、老女は自らの“罪”を打ち明ける――無常風
各章の登場人物たちが、意外なかたちで集う――待宵月


とても面白かったです。
あまり期待もしないで読んだのですが、物語が4つに分かれていてそれぞれが繋がっていた。
そうだったのかと何度も思いつつ読みました。

あの時、二人がそのままだったら私たちは生まれてなかったかも。
そう思うところがとても印象的でした。
道尾さんの本を何冊か読んでいますが、ちょっと違った感じで良かったです。

うん!☆5つ

この世の春

この世の春
宮部みゆき著
IMG_6674_convert_20180506193743.jpg

久々の宮部本、全巻2冊を一度に読みました。
宮部みゆきさんの本は最近あまり読むことがなく、
歴史小説は今まで一冊も読んだことがありませんでした。

しかし、今回はこの本の絵に惚れて読んでみました。
内容は、はい!面白かったです。
ただ残念なのはこうなるだろうなと思える結末だったこと。

☆四つかなぁ

それは亡者たちの声? それとも心の扉が軋む音? 正体不明の悪意が怪しい囁きと化して、かけがえのない人々を蝕み始めていた。目鼻を持たぬ仮面に怯え続ける青年は、恐怖の果てにひとりの少年をつくった。悪が幾重にも憑依した一族の救世主に、この少年はなりうるのか――。21世紀最強のサイコ&ミステリー、ここに降臨!

宮辻薬東宮

宮辻薬東宮
568CE766-A0B8-4F74-B159-5602B8D5D653_convert_20180408191616.jpeg

リレーミステリーアンソロジー
著者は
宮部みゆき⇒辻村深月⇒薬丸岳⇒東山彰良⇒宮内悠介
それぞれに面白かったのですが、微妙・・・って思うのもあり・・・。

ずいぶん前に図書館で予約したのがやっと届きました。
読みやすくてすぐに読めました。

私は宮部みゆきさんの大ファンです
けれどこういう機会に他の方の本を読んで面白いなって思って
読み進めることもあるので、良い機会なのですが
今回はやっぱり好きな人の本が良いなあと思ってしまった

根本的にミステリーが好きじゃないというのも大きかったかな・・・。

コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに 川口俊和著
IMG_6533_convert_20180324223642.jpg

この本は人気がある本ということで読んでみました。
簡単に読めましたが、内容はとっても良くて・・・涙涙。

とある喫茶店のとある席に座ると過去に戻れる。
でも、それはコーヒーの冷めないうちに戻らないと幽霊になってしまうのです。

それぞれの人たちが人生を送る中でこの席に座ります。
涙なくては読めませんでした。。。。

本当に良い本です。
素晴らしいと思います。
五つ星かな

空白の叫び

貫井 徳郎著
荳ュ_convert_20180319205731

荳垣convert_20180319205709

荳祇convert_20180319205755

10年以上前に読んだことがある本でした。
気づいたのは上を半分以上読み終えたころ。
なんだか話を知っている気がする・・・と思い
読んだ本を付けているノートで確認しました。

はい、二度目でした

上巻では3人の中学生がそれぞれに殺人を犯してしまうまで。
中巻では少年院で3人が出会います。
少年院の中での生活。
いじめ、リンチなど日常茶飯事。
後半では少年院から出てきて更生しようとする姿が描かれています。
下巻では結局3人でとあることを計画します。
一番最後には「そうだったのか・・・」と驚く現実が。

少年法について考えさせられます。
少年院とは罪を償う施設ではなく、更生施設であること。
あくまで更生であるからこそ、1年もしないで世の中に出てくることに
被害者の家族は納得がいかないのです。

人ひとりを殺めてしまうことの代償が社会からの抹殺であったりするわけで
中学生であった3人は居場所を無くし、将来への夢も希望も無くしてしまうのです。

読み進めるうちにエグくて気持ちが悪くなってしまうところもあったのですが
こんなこともあるのだろうなと、客観的に読むように努めました。

どこまでが子供でどこからが大人なのだろう。
なんてことも思いました。

出来ればもう読みたくないかもしれない・・・。

北条氏康の妻 端渓院

北条氏康の妻 端渓院 黒田基樹著
5485DBBB-6FE7-4135-AF1B-C5E906E96D6F_convert_20180223203513.jpeg

この本は小説ではなく、現在残っている文書などの確実に存在するものを元に書かれている。
端渓院とは今川義元の母 寿桂尼の娘で今川家に育つが、北条家に嫁ぐ。
今までなぜ今川氏真が義元亡き後、北条家を頼るのかと不思議に思っていたけど
この本を読んでとても良く分かった。

家系図がいっぱい載っていて何度も見直すので付箋をいっぱい貼って読み終えた。
北条家、今川家、瀬名家、足利家、上杉家、武田家などなど。
そして各家の詳細の部分もあって、頭がこんがらがってしまう。
昔はお家を守るために血縁同士で婚姻したりするので、誰と誰がどこで繋がっているのかと調べるととても面白い。

右京図書館に行ったときに、新着図書として見つけたので
ゆっくり読むつもりだったのに、予約が入ってしまって慌てて斜め読みで読了。。。

うーん・・・もったいない。

でも小説ではないので、史実に基づいて書かれているので
説得力120%

私は平安時代と戦国時代がとても好きなので
面白かったなぁ~
真田丸の北条氏政役の高島政伸の顔が浮かんできたり・・・。

今川義元が 寿桂尼の息子だと思っていたけれど
どうやら違うらしいということも驚き!
寿桂尼は名門北条家のお姫様だったのか・・・と驚き
北条早雲が北条家の祖先だったとは・・・。

歴史って本当に面白い。
学校時代の日本史のように年数を覚えたりするのは苦手だけれど
その時にどんなふうに生きていて、どんな人間関係だったのかと想像すると
ワクワクしたり泣けてきたりと面白い。

時間があれば黒田氏の他の著書も読んでみたいな。

新月譚

新月譚 貫井徳郎著
74B12A53-CA89-44CB-A18D-6538B22204BF_convert_20180207225442.jpeg

最近、貫井氏の本にハマっています。
偶然なんですが、ふと作者を見ると、「あっ貫井さんだ~」ってことに。
本当に引き込まれてどんどん読み進めてしまいます。

この単行本は3.5センチもあって、パージ数は560ページ
持って歩くのも重いほどの本でしたが、片時も離さず読み終わりました。

主人公は女性なのですが、どうしてこんなにも女性の気持ちがわかるのかと思うほど。
凄いなあ~小説家って。

後藤和子が21歳の時に木ノ内と知り合い、二人の仲が不倫という間になってしまっても
木ノ内を愛し、木ノ内も和子を愛する。
しかし、木ノ内への愛が小説家になることへの力となり、ベストセラー作家となる和子。
一度は木ノ内を諦めようと整形手術で別人になり自分を消したいと思う和子。

普通の恋愛小説ではないと思えるほどの愛。
読みごたえがたっぷりでした。

もともとはミステリー作家のようですが
こういう本も書かれるのかと。
貫井さんの本をすべて読んでみたいと思っています。

そうそう、最近見つけた読書管理アプリ
ビブリア
私は中学生の頃から読んだ本をすべて手帳に書き込んでいるのですが
その時にこんなのがあればなあと思いました。
バーコードで読み込めて便利です。

宿命と真実の炎

宿命と真実の炎 貫井徳郎著
39DF3DBB-44BE-4FD0-BA3F-E3CAD7855B9C_convert_20180121194842.jpeg

仕事にしがみつく女刑事と警察を離れた男の因縁。
復讐だけを生きる糧にするふたり――。
幼い日に、警察沙汰で離れ離れになった誠也とレイ。
大人になって再会したふたりは、警察への復讐を誓い、その計画を着実に遂行する。
一方、事故か他殺か判然としない警察官の連続死に、捜査本部は緊迫する。
事件を追う所轄刑事の高城理那は、かつて“名探偵”を呼ばれた西條の存在を気にしていた。
スキャンダルで警察を去り、人生を暗転させた男。
彼だったらどう推理するのか――。


以前読んだ”後悔と真実の色”の続編
しばらく時間が空いていたので、あの時のメンバーを思い出しながらで読むのに時間がかかってしましました。
ジョーさんと呼ばれていた西條さんがあまり出て来なくて、ちょっと寂しいと思っていたら
要所要所に現れました。

ほんと、面白いです。
最後がまた・・・怖い。。。。

東野圭吾さんが一押しだけれど、最近は貫井さんも良く読んでます。
このシリーズは続けてほしいと思います。

最高でした

ブラックオアホワイト

ブラックオアホワイト 浅田次郎著
AAB6911A-1A82-4286-87CB-02DEDEAD5924_convert_20180103190851.jpeg

浅田次郎氏は蒼穹の昴を読んだとき以来です。
蒼穹の昴はとても面白かったのですが、この本は物語のようでそうでもないので
面白いというのとは違う気がしました。

本屋さんで見つけて読みたいなって思ったのですが
思っていたのと違う感じでした。

「近ごろ、よく眠れるかい」久しぶりに再会した都築君はそう言って語り始めた。
三代続くエリート商社マンだった彼の輝かしい人生を暗転させた美しい悪夢の数々、そしてその果てに見たこの国の本性を――。バブル全盛期、経済の最前線に立った一人の男の「夢」を通して近代日本の実像を描き出す、野心に満ちた長篇現代小説。


白い枕と黒い枕を選ぶことで夢が変る。
スリリングな体験は黒い枕をハッピーな夢は白い枕を。
それぞれ選ぶことで体験したことを話す都築君。
それを聞いている"僕"が主人公になっています。

感想は〇です。

雪の断章

雪の断章 佐々木丸美著
FF84B5D2-338D-4880-8A84-D2CFAF84AC0A_convert_20171208225629.jpeg

迷子になった五歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。
二年後、引き取られた家での虐めに耐えかね逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青年・滝杷祐也だった。飛鳥の頑なな心は、祐也や周囲の人々との交流を経て徐々に変化してゆくが…。
ある毒殺事件を巡り交錯する人々の思いと、孤独な少女と青年の心の葛藤を、雪の結晶の如き繊細な筆致で描く著者の代表作。


会話よりも心の葛藤がいっぱい書かれていてギッシリと文字が並び、読むのにとても時間がかかりました。
7歳だった女の子を15歳ほど上の男性が育てていくのですが、いつの間にかハマってしまい
自分が20歳の主人公になったような気持ちになり、祐也さんを想像しドキドキすることも。

著者は1949年生まれで2005年に亡くなっています。
この表紙に惹かれて読み始めたのですが、描写がとても心に穏やかに入っていきました。
昭和の匂いのする世界で、少し違うよなあって思うこともありましたが
人を想う心の純粋さ、言葉で語るのではなく態度で会話することの大切さも感じました。

本当に本当に読んでよかった本でした。
ネットを見ると佐々木さんのファンが結構いらして、佐々木さんの本をまた読んでみたいと思っています。
もし可能ならすべて揃えてみたい気持ちです。

ネットでの情報ですが佐々木さんの本は人物画繋がっていて
相関図を書こうかと思われている人もあるようです。

祐也さんのような人に出会いたかったと
思います・・・

夜の谷を行く

夜の谷を行く 桐野夏生著
641A2A02-B38E-49FF-9B63-4B48325A1DFA_convert_20171202194336.jpeg

数年前は桐野さんの本をよく読んでましたが最近はとんと読まなくなりました。
この本は少し前に本屋さんで見つけて読んでみたいなって思ったので、図書館で予約しました。

図書館の本は2週間しか借りられないので、文字がぎっしりだとなかなか読めませんが
この本はとても読みやすかったです。
ただ、内容が・・・・。

皆さんはお若いから、あさま山荘事件ってご存知ないかと思います。
連合赤軍とか昔はとても怖いと聞きました。
浅間山ときくと、どうしても"あさま山荘事件"が頭にちらつきます。
でもその頃は私も小さかったので何も覚えておらず、
赤軍派は怖いというイメージだけでした。

この本はその中で一緒に行動した女性のお話です。

永田洋子という幹部の死から始まります。
永田洋子という人が実在の人物なのかも知らず、「総括をした」と書かれていても
総括が何かがわからない・・・。
リンチがあったとされるとのことだけれど、そういったことをずべて知っている上で読まないと全くわからない本でした。

私はそういった知識がなく読み進めたので
思わず本を閉じてしまったほどです。
でも、やっぱりちゃんと知っておくべきかとも思い
ネットで知識を入れて読みました。

「連合赤軍」の真実に挑む
連合赤軍がひき起こした「あさま山荘」事件から四十年余。
西田啓子はメンバー同士でのリンチ殺人「総括」から脱走した一人。
リンチ殺人の舞台となった山岳ベースから脱走後逮捕されて、5年間服役。
約40年たった今は、過去を語らず一人で静かに暮らしている。
しかし2011年2月、元連合赤軍最高幹部・永田洋子死刑囚の獄中死をきっかけに、
かつての仲間や「夫」から連絡が入り、その約1か月後に東日本大震災が起きる。


ネットで読まれた方の感想などを見ましたが、良かったというのが多かったようです。
私は・・・う~~~ん、微妙。
実際にはちょっとエグイところもあったし、怖いと思うところもありましたが
終わりは予想していた感じで終わったので、良しとします

鳥人計画

鳥人計画 東野圭吾著
51Q295PBW4L__SX329_BO1,204,203,200__convert_20170901204930

「鳥人」として名を馳せ、日本ジャンプ界を担うエース・楡井が毒殺された。捜査が難航する中、警察に届いた一通の手紙。それは楡井のコーチ・峰岸が犯人であることを告げる「密告状」だった。警察に逮捕された峰岸は、留置場の中で推理する。「計画は完璧だった。警察は完全に欺いたつもりだったのに。俺を密告したのは誰なんだ?」警察の捜査と峰岸の推理が進むうちに、恐るべき「計画」の存在が浮かび上がる…。

少し前の本なんですが、東野さんが好きなので読んでみました。
話の展開はとても面白く、引き込まれていったのですが、最後のほうの終わり方にとても疑問を感じました。

なぜ自首しない?
なんのために犯人は楡井を殺した?
峰岸はなぜ楡井を殺そうと思うほどの気持ちになったの?

この本は人間の描写が少なく、心の中などがしっかりと書かれていないと思いました。
あまりにも切なく、ひどい・・・と読むんじゃなかったと、思う気持ちになりました。

展開は面白いのですが・・・。

人に罪を負わせて、真相を伝えないのはちょっと違うと思います。
許せない気持ちがもやもや・・・。

そんな本でした。
水中時計
プロフィール

春

Author:春
来ていただいてありがとう(*^-^)
不定期更新で綴ってます。

この絵は娘が書いてくれた青い鳥です
幸せいっぱいみんなに降りますように♪

幸せの青い鳥は自分の心の中にいるのです。

花を咲かせましょう
最新コメント
アクセスカウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

名言・格言集

最新記事
丸窓

リンク
過去記事(ログ)スクロール
小鳥たち

検索フォーム

カテゴリ
♪♪音符がフルフル♪♪