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仮面警官

今読んでいる小説は"弐籐水流"氏の"仮面警官シリーズ"

現在1巻から6巻まで出ています。
辟。鬘契convert_20140527123952

とっても面白くて、目が離せない

初めて読んだ作家なので、図書館で借りました。
どんどん読み進めていくと、『映画館勤務』の傍ら、書かれているこの本にわくわくしています。

現在は4冊目なんですが、これがまた驚きです。
「驚愕」とういうタイトルにピッタリ

何がって・・・・。
秋葉原にある、若い子らのアイドルグループにとある男性が切りつけるんです。
舞台で踊っているメンバーに向かって行くんですよ。。。
驚きました。

これ、今話題のAKB???と同じ・・・。
本の方ではもっといろいろと背景もあり、人質を取って立てこもるってことになるので一緒ではないのですが
似てませんか?

何故、アイドルにそこまではまり込むのか?って刑事らが話すところが印象的でした。
昔のアイドルは完璧な形でメディアに出てきていたと。
男性の性の対象でもあり、女性の憧れでもあった。
手が届かない一定のラインがあって、握手会などに行くことで少し距離を縮めたいと言う願望だったが今は違う。

歌も下手で、踊りも下手。
でも頑張っているアイドルを身近に感じ、
自分も一緒に頑張ろうって仲間意識を感じる・・・それがアイドル。
アイドルと自分らの距離感は感じないこと!これが原則で、普通であるから魅力的ならしいのです。

ふむふむ・・・

年配の刑事の時代は、学校を出たら就職して結婚するのが当たり前の時代だったけど
新米刑事の今は、就職もままならず、フリーターや定職を持たない人が増えて就職することが難しく、結婚しない人も増えてきた時代。

だから求めるものが違うのだと・・・。

なるほどねぇ・・・。

σ(・・*)アタシにとって、歌手=歌が上手い
これが当たり前だったけれど、下手だからこそ、応援してもらって頑張っていることを評価される時代なんですね。
なんだか目からウロコ状態でした。

この本は、恋人を殺された主人公が裏に暴力団が絡んでいると知り
自分で調べようとして暴力団員を誤って殺してしまうのです。
本当のところは警察の上層部がもみ消したことを暴こうと、その後警官になり解明していく物語です。

一巻ずついろんな事件が起きて、人と人とも絡んでいきます。
読み応え抜群です。

時折、読んだことのない人の本も読んでみるものだと思いました。
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